会社で私の席の近くに一人、おじいちゃんが座っている。
おそらく私の父親と同世代の団塊世代。
以前は、部下に対するパワハラ発言が激しくて気分が悪かったのだけど
お気に入りの美女が部下になってからは毎日ご機嫌のようで
最近はパワハラ発言はない。
まあ、セクハラ発言はしてるけどな。
「女性ならではの視線で~~~」とか
「男並みに頑張って」とか。
本人は女性を褒め、激励する意味で言ってるようだが
立派なセクハラというか女性蔑視発言だ。
男にむかって
「男性ならではの視線で~~」
「女並みに頑張って」なんて言わないからな。
会社にとってはメリットがあるから雇ってるんだろうけど
私から見るに迷惑な老害じじいに過ぎない。
で、このおじいちゃん、めちゃお喋りで1日中喋ってる。
耳が遠いらしく大声だからうるさくてかなわん。
過去の武勇伝(同じ話ばっかり)を大声で喋ってるからうるさくてイライラする。
でも、以前のようにパワハラ発言・罵詈雑言を
聞かせられるよりはましかと思って日々やりすごしている。
ホントは耳栓したいけど。
ある日、そのおじいちゃんが「もう、帰らなあかんねん。」と言った。
おじいちゃんは関西弁である。
と、私の頭の中にマッシュルームヘアのダウンタウンのまっちゃんが現れて
「パーティ行かなあかんねん。」と言った。
思わず吹き出しそうになったが
PCモニターに向かって黙々と作業してる私が
いきなり笑いだしたら周りは怖いだろう。
必死にこらえたが、口がニマニマ動いてしまった。
他のことを考えようとしてもどうしてもまっちゃんが
「パーティ行かなあかんねん。」
「パーティ行かなあかんねん。」と湧き出てくる。
なんで急にまっちゃんを思い出したのか謎。
おじいちゃんが
「〇〇せなあかんねん。」と言うのはしょっちゅうなのに。
以来、「〇〇せなあかんねん。」と聞くと反射的に
「パーティ行かなあかんねん。」が
リピ再生されて吹き出しそうになってちょっとつらい。