会社で私の席の近くに座っているパワハラじいさんが風邪を引いていた。
ゲホゲホ咳をして鼻声で相当具合が悪いようで、いつもは気持ち悪いくらいべた褒めするお気に入りの美女の部下に八つ当たりして怒っていた。
そんなに具合が悪いなら帰ればいいのに何故か帰らない。
じいさん、お昼を過ぎたころ、熱を測ったら37.7度だったと言い、
私の上司に向かって放った言葉が
「あんた、マスクしてや。」
は?
いやいやいやいやいや・・・・・・
マスクするのはあんたの方だろ?!と心の中で突っ込んだ。
自己中な発言にびっくりだ。
上司は当たり障りのない返事をしていたけど本音は私と同じだろう。
決して「マスクするのはお前だろ?」とは言い返せない。
パワハラじいさんは、社長もヘコヘコするくらい地位が上の人だから。
そんな地位が上の人は、別室に軟禁しといてほしい。
毎日毎日毎日、息子自慢、孫自慢、過去の武勇伝語りがうるさいんだよ。
なんで私と同じ島に席がある? 迷惑。
時間が経つにつれ、ますます具合が悪くなったじいさんは、
やっと夕方16時くらいに帰ってくれた。
じいさんが帰るとすぐに部長がじいさんの部下の美女のところに来た。
どうやら部長もじいさんの風邪が気になって早く帰るように言いたかったらしい。
でも立場的に自分は言えないから、こういうのは部下であるあなたが言ってくれないとさ~。俺の部下ならすぐ帰れって言えるんだけどさ~云々。
美女を叱ってるわけではなく、私の上司も交えて
インフルエンザかもしれないのにほんと困っちゃうよね~って
苦笑いしながら3人でぐちぐち喋っていた。
権力のある人のすることは周りにリスクがあっても注意できないってパワハラの一種でもあると思うし、じいさんの場合は明らかな老害。
年寄は、わがままなものだけど、
そこに地位と権力が加わるとわがままに拍車がかかる。
って、私の父親そっくりじゃん。
じいさん、会社辞めてくれないかな。