最近仕事が忙しくて残業が続いていたが今日は定時で帰れそうだったので
ちょっとウキウキしながら定時のチャイムが鳴るのを待ち、
チャイムが鳴って即、勤怠を入力して席を立った。
急ぎ目に歩いて入り口に向かった。
急いでいたのは、上司も帰ろうとしていたからだ。
珍しく定時退勤する上司と同じエレベーターに乗るのはちょっと嫌だから
上司に追いつかれないように急いだのだ。
が、案の定。
エレベーターホールで一緒になってしまった。
そしてエレベーターの中で二人きり。
なぜ定時なのに他に誰も退勤する人がいないのだ?
上司はわりとおしゃべりなので気まずい雰囲気とかではなく
傍らから見たら楽しく談笑しているように見えただろう。
しかし私は心の中で
「嫌だーーー!駅まで一緒かっ、無理ぃ~~っっ」と叫んでいた。
ニコニコ雑談しながらエレベーターを降り、当然駅まで一緒に歩く。
改札までたった2、3分だけど、嫌なもんは嫌。
まあ上司だって私と一緒に駅まで行くの嫌かもしれんし、
気を使って色々話しかけてくれたってのもあるだろう。
上司が嫌いとかじゃない。
フレンドリーで部下のことをよく見てて、仕事もできるいい上司だ。
(今のところ)
フツーのおじさんだけど清潔感あるし、臭くないし、
一緒に歩くのが嫌とかではない。
そういうことじゃない。
私は、会社の人とは会社を出たら1分足りとも関わりたくないの。
もう「会社の人」というだけでストレスを感じるの。
その人の人となりは関係ない。
誰であれ、会社の人の前では
“会社にいるわたし”にキャラ変しなきゃいけないからストレス。
ああ~こういう時、無職だった日々がとっても恋しくなる。
お金が減る事以外ほぼノンストレスだった日々。
(騒音のことは除いて)
他人に合わせてキャラ変することなく
いつでもありのままの(無愛想な)自分でいられた日々。
残業で疲れた日、通勤電車が遅延した日、
理不尽に怒られた日、ミス連発して自己嫌悪に陥った日、
キャラ変がしんどい日、
無職の日に戻りたくなる。
今度無職になれるのはいつだろう。