月イチで心療内科に通院している。
約3年前にうつと診断されてその後、適応障害となった。
初めて深刻なうつ症状が出たのは30代中頃だ。
当時は心療内科に行くのに抵抗があって受診しなかったが
あの時はほんとに辛かった、
3年前の比ではないくらい辛かったから
よく死ぬのを留まったと我ながら感心しきりだ。
そのひどいうつ状態から抜けて四苦八苦生きているうちに
うつなんて忘れていたが
前職場のブラック気質な環境とパワハラでメンタルが蝕まれて
この世に存在してることが辛くなってきてやっと、
医療に頼ろうという気になって心療内科を受診したのが2019年。
以来、週一で通院し始めて
症状が落ち着いてからは月一で通院している。
今は睡眠薬とたまに頭痛薬を処方してもらうだけで
治療らしい治療はしてないが、
月に一度、医師に話を聞いてもらうことが治療なのだと思っている。
友達皆無の私にとって唯一、心の闇を吐き出せる時間。
月に一度たった10分間だけど
3年以上同じ人に愚痴を聞いてもらうことが
うつ症状の緩和につながっていると思う。
医師は私が何を言っても
「うん、うん、そーですね~」と相槌を打ってるだけだが
それで良いんだと思う。
これが友達だったりすると、
求めてないのに私の愚痴に対してあれやこれや意見を言ったりする。
そして「友達だからあえて厳しいことを言うんだけど・・・」と言いながら
メンタルが疲弊している私にむかって
そんなことで愚痴を言うあんたがおかしいと非難する。
30代でうつになったのは、
会社でのセクハラに困って愚痴った私に対する
友達や同僚の発言の影響も大きかった。
だから救いを求める私を非難し責める友達なんていらないと
その後、全員と縁を切った。
以来、友達の言動に振り回されることもなくなって快適だ。
内向型でHSPの私にとって
友達という人間関係はストレスの元凶だったようだ。
煩わしい人間関係を断ち切り、
正社員の職を辞し、職場のしがらみも無くなり、
それでも溜まる愚痴は医師が聞いてくれる。
もう、うつは治るはずなんだが・・・
心療内科のある新橋に近づくと頭がくらくらする。
めまいだ。
新橋駅近くに前職場がある。
土日も営業しているから誰かに会う可能性がある。
そして診療後、新橋から遠ざかると如実にめまいが治まる。
「新橋」がトラウマになっているのか。
そう簡単に完治とはいかないみたいだ。