退職した。
適応障害で休職中で8月から復職予定だった。
パワハラが原因。
私の休職中、パワハラについて会社が対処してくれるだろうと
淡~~~~い期待をしていたが、
期待は、見事に打ち砕かれた。
淡~~~~い、期待でとどめておいてよかった。
復職するにあたって、主治医、産業医の診断が必要。
人事課長同席での診察。
う~ん、、と復職の判断ができない主治医。
そりゃそうだ。
前回の診察で復職の条件として
部署異動もしくは指揮命令系統の変更をあげていたのに
会社は何もしていないのだから。
それでも復職可の診断書を書いてもらった。
復職は、患者本人の意思によるところも大きいので結局は、私次第。
正直なところ復職したくない、
と言うより、もう会社員はやりたくない。
会社員とは、会社の奴隷という意味だったね。
世は、資本主義、金がなきゃ生きていけない。
確実に金を得る方法は、労働だ。
私には何にもない。
財産もスキルも人脈もな~んにもない。
支えあえるパートナーもいない。
ないないない。な~んにもない。
どっかに雇われて金を稼ぐしかない。
私を雇ってくれている(?)会社にしがみつくしかないのか。
パワハラされても
ずーっと給料があがらなくても
ボーナスも退職金も出なくても。
そんな私の心中がわかったのか、
診断書をもらった後、人事課長が話があると。
「経済的な不安はわかるが体のことを1番に考えて」
みなそう言うよね。
そんなこと、課長のあなたより長く生きている私が
わからないわけないだろう。
さっさと会社辞めるのが最良だってこと。
だけど辞めたらその後の生活はどうする。
代わりにあなたが家賃を払ってくれるのですか。
「あなたのためを思って」大嫌いな言葉。偽善語。
課長相手につい攻撃的になってしまった。
攻撃的な私の話は冷静に聞いて(スルーして)
退職後しばらくは、なんとかなると教えてくれた。
今、もらっている傷病手当金は、退職後も引き続きもらえる。
支給期間最長1年6か月。
期限まではもらいましょう。
利用できるものは利用する。
国の制度は、最大限に利用する。
退職後どんな手続きをしたらいいか話してくれた。
利用できるものは利用しまくって、
余裕のある暮らしじゃないけど、1年位は生活できるはず。
その間に体調を整え、次の道を探せばいい。
話を聞いてるうちに、
復職せずこのまま家でのんびりする自分の姿を想像していた。
休職中、心休まった日は1日もなかった。
いずれ戻る会社のことを考えない日はなかった。
パワハラ上司、その上司の下で好き勝手する肉女。
そんな人間が評価される会社。
会社の未来のことを考えて正しいことをしようとした人、
自分の意見を通した人、みな辞めて行く。
辞めないと私みたいになる。
そんな場所に戻るのかと思うと体も心も休まってなかった。
でも、退職して悪の根源と縁が切れたら、
その時はじめて心身ともに休めるのではないか。
楽しいと思えることが見つかるのではないか。
復職するための診断書をもらった30分後
「退職します。」と人事課長に言った。
診断書、4400円も払ったのにな。。
退職したが、書類の手続きが終わってないし
会社に置きっぱなしの私物も取りに行かないといけない。
休職中一番迷惑をかけてしまった派遣の人。
なのにこんな私の復職を待っててくれた。
スーパーマンな前の上司。
スーパーマンは、困ってる時絶対助けてくれる。
いつでも冷静で公平。
誰かと違って、
自分の直部下だという理由で態度も判断も変えない。ぶれない。
だから信頼できた。
どっかから降ってくるパワハラは、
スーパーマンが対処してくれたから私の傷にならなかった。
スーパーマンが上司のままだったら休職しなかった。
二人に会ってありがとうを伝えたい。
二人がいるからなんとかやってこれた。
二人があの会社にいる間は、私も頑張りたかったんだ。本当は。
何にもない私だけど、
二人がいるから、私にもできることがあった。
まだ心情的にあの会社と縁が切れてないみたい。
ほんとうに縁が切れて休めたら、
その後、考えよう、これからのこと。
人生の折り返し地点は過ぎている。
なんとかなるだろう。あと20年位なら。
生命線がとっても長いので
20年じゃ終わらない気がムンムンするのは置いといて。
まずは、事務手続きのため役所回りだ。