趣味一人暮らし、特技一人暮らし

一人暮らししかできない気がするHSPな人の日記

トイレにて

会社でトイレの個室に入った瞬間、

は?とドアを閉めるのを忘れてフリーズした。

くしゃっと丸まったトイレットペーパーが3つ床に散らばっていたのだ。

なんか不潔で嫌だと思ったけど、2つしか個室がなくてもう一つは使用中。

ここを使うしかない。

               

 

床のトイレットペーパーは知らんぷりして出ようかとも思ったけど

後に人が来たら私の所業と思われそう。

そんなマナーの悪い人間と思われるのは不本意なので嫌々片付けた。

トイレットペーパーをぐるぐると手に巻いて

床に落ちているそれを拾ってトイレに流した。

 

しかし・・・

おそらく便座を拭いたかなんかしたのだろうがなんで床に捨てる?

水に流せばいいではないか。

外にゴミ箱だってある。

床にトイレットペーパーを捨てる理由が全然わからない。

 

しかも不特定多数が利用する公共のトイレではなくて会社のトイレ。

誰がやったかわかる可能性も大いにある。

顔見知りの同僚が使用するとわかっているトイレで

なんでこんなマナーの悪い不衛生なことができるんだろうか。

ちょっと衝撃だった。

 

別日の朝。

トイレにいるのは私一人。

化粧台(鏡のある所)でボサボサの髪を整えていたら

人が来て私の隣に寄り添うように立った。

あまりにびっくりして体がビックとなって心臓がドキドキし始めた。

だって体が触れている。

なんで隣に?

鏡はそこだけじゃなくて他にもある。

なんで私と体が触れるような狭いところに来る?

誰だか知らないけど同じ会社の人だから露骨に嫌な顔をするわけにもいかず、

そそくさとトイレを出た。

ちょっとの間、心臓のドキドキがとまらなかった。

 

           

 

同じ日の午後。

トイレには私一人、朝と同じように鏡の前にいたら

人が来て私の隣に・・・以下略。

朝とは別の人。

だからなんで他が空いているのに隣に来る?

なんでわざわざ狭い場所に来る?

広々と使える場所が空いてるよ?

なんで?なんで?

 

世界は、鈍感でガサツな人間が多いってわかってるけど、

知ってるけど、諦めてるけどっ。

今思い出しても心臓がドキドキするくらいぞっとする。

 

トナラー

帰りの私鉄電車はそれほど混んでいない。

席は全部うまってるが立ってる人同士の間隔は十分ある。

ガラガラとはいかないまでも空いている。

私は開かない方のドア側に立って本を読んでいた。

途中、乗車してきた女性が私の前に立った。

え? 何故そこに? すごく近い。

何故、空いてる電車内で近くに寄って来る?

 

彼女は、ドアに寄りかかって立っている。

あーそういうことかと納得したが

それにしたって人のいない場所はたくさんあるのに、

なぜ人がいる狭い場所に来るのだ?

 

              

彼女に続いてガタイのいいおっさん二人も私のそばに来た。

は??

二人の(ちょっと汚い)おっさんが私の方を向いて談笑し始めた。

二人とも背が高いので上から覆いかぶさられるような圧迫感がある。

先に来た女性と二人のおっさんに囲まれるようにして本を読んでいる私。

しかし電車内を見れば、人が密集してるのは私の周りだけ。

座席は埋まってるが立っている人はまばら。

 

トナラー。

パーソナルスペースの狭い人。

ほんとに気持ち悪い。

もちろん、何も考えてないし悪気がないのもわかってる。

でもね、だからこそ気持ち悪くて怖いんだよ。

人との距離感が近い人はつまり、

他人がどう感じるか、どう思うか想像できない人で

自分がこうしたいからこうしてるだけの自己中だ。

その上、知らない人がそばにいても何も気にならない、

良く言えばおおらかな、悪く言えばがさつな人。

要するに神経質な私とは絶対相容れない性質の人間。

 

最近、またコロナに感染する人が増えてるから余計に嫌だ。

現に会社では一人治ると一人感染するという状態が続いている。

常に誰かが自宅待機している。

必要以上に恐れているわけじゃないし、

罹ったら罹ったであきらめるけど、

有給休暇がないから感染したくない。給料減るし。

だからこのご時世、トナラーをより一層嫌悪してしまう。

 

                

 

だけど思うのだ。

トナラー、つまりがさつな人は

私みたいに些細なことにストレスを感じることもないだろうから

生きるのがラクだろうなって。

私が生きづらいと感じる事のほとんどが気にならないんだろうなって。

 

節約疲れ

言うまでもないが値上が続いている。

とくに光熱費、食品の値上がりがえげつない。

嗜好品なら我慢すればいいが

生活必需品の値上がりは本当に困る。

生きていくのに必要なものだから我慢するにも限度がある。

というか、必需品は我慢するものではないから買わない選択肢はない、

となると節約するしかなくなる。

 

 

だがぼっちの地味な一人暮らし、そもそもが質素な生活である。

お湯に浸からずシャワーですませ、エアコンはつけず小型のヒーターで暖を取る。

食事は1日1食か2食で肉、魚はほぼ食べない。

酒も飲まない。

お金のかかる趣味もない。

衣料品も化粧品も損失補填のみ。

どこを節約すればいいのだ?

 

それでも手っ取り早く節約できるのはやっぱり食費だから

スーパーに行くとまず見切り品、おつとめ品コーナーに直行する。

だけどタイミング悪く値下げ品がない時もある。

そんな時は、どうしよう~と本気で悩んでしまう。

野菜はもちろん売ってるのだが

定価で買うのは物価高にやすやすと飲み込まれるようで

(いや実際、飲み込まれているのだが)すごく嫌。

で、スーパーを何軒がはしごすることになる。

まあ今までそんなこともちょっと楽しんでスーパー巡りをしていたのだけど、

1月下旬あたりからそんな節約が急に嫌になってきた。

 

ケチ生活に疲れてきたらしい。

スーパーでたまたま見かけたフレーバーティーを買ったのをきっかけに

嗜好品の買い物がとまらない。

そのフレーバーティーだって普段なら絶対買わないものだし、

だいたいフレーバーティーはあんまり好きじゃないのだ。

何故買ったのかほんとに謎なのだが

まあそれだけ節約に疲れてヤケになっているってことかもしれない。

(予想に反して美味しいから良かったけど)  

 

                

            

そのフレーバーティーと同じシリーズのお茶を追加で買い、

楽天でお気に入りに入れていたカラーラテを買い、

翌日、品切れだった青いラテが入荷されてるのを見つけて追加で買うという・・。

飲んだことないから美味しいかどうかもわからないのに

追加で買うなんて日頃の私にはない所業だ。

他にも高カカオのチョコをあれこれ買い込んだりと若干タガが外れて

今月の食費はもう¥9000を超えてしまった。

 

毎月の食費は約¥15000。

それが今月は7日の時点で¥9000超え・・・

だいぶん節約にお疲れのよう。

 

 

座らない

会社の椅子、よくよく見るとすんごいぼろい。

クッション性はとっくに失われているようで2時間も座ってると尻が痛くなる。

尻が痛くとも仕事はしなきゃいけないし、

かと言って立って仕事できる環境じゃないし。

ひたすら我慢。

なので金曜日ともなれば尻が限界。

 

                 

             

金曜日、定時チャイムが鳴るなり席を立ち、

以来、今の今までほぼ立ちっぱなしである。

いやもちろん、睡眠は取っているのでその時間は横になっているが

起きている時間、ほぼ立っていた。

 

PCに向かってる時も本を読んでる時も。

ただ突っ立っているわけではなく

足踏みをしたり音楽に合わせてリズムをとったり、

スクワットしたりとごそごそ動きながら立っていた。

ごはんの時くらい座るかーと座ったものの、

なんか落ち着かず結局立ち上がって皿を持ってご飯を食べた。

 

今朝起きた時は、映画を見に行こうと思っていたのだけど

見たい映画もないし、

掃除してもしても髪の毛がそこら中に落ちててイラッ、

楽天のお買い物マラソンで買おうと思っていたものが売り切れでイラッ、

電子レンジの中が汚くてイラッ、

些細なことにイライラが募ってきたので予定を変えて散歩に出た。

 

土曜日に図書館で4冊本を借りたのだけど3冊は読んでしまったし、

徒歩圏内にもう一箇所、図書館があると今更すぎる今更気づいて

行ってみたくなったので行くことにした。

片道20分くらいかかっただろうか。

普段歩かない道を歩くのは新鮮でイライラが治まった。

図書館の本の品揃えはいつも行く図書館の方が好みだけど

それでも新たに4冊借りてきた。

行ったことのなかったスーパーやドラッグストア、

美味しそうな菓子屋さんも見つけて気分良く帰ってきた。

(今、訳あって小麦断ちしてるのでお菓子は買ってない)

 

      



約2時間の散歩から帰ってきて立ったまま夕飯を食べ、

久しぶりに湯船につかった。

風呂から上がって今、スクワットしたり、つま先立ちになったりしながら

立っちっぱなしでこれを書いている。

 

ずっと立ってると疲れてしんどくなりそうだがそんなことはなく、

引きこもって椅子にはまって動かずじーっとしていた無職の時より体がラクだ。

心もいい感じでほぐれている気がする。

体を動かすのって大事なんだなと運動嫌いな私は50過ぎてやっと気づいた。

ジムに行くとかは絶対ムリだけど、

(人とのコミュニケーションが発生するから)

ずっと立ちっぱなしとか散歩なら続けられる。

 

あー会社用の座布団かクッションを買おうと思ってたのに忘れた。

明日も1日尻の痛みに耐えねば・・・

 

不機嫌は負け

昨日読んだ本に「不機嫌は負け」という言葉があった。

ああそうだなと思わずそのページを写真に撮った。

 

うつが治ったと診断されて以来、機嫌良く毎日過ごしている。

何か楽しいことがあるわけでもないのになんだか機嫌がいい。

己の機嫌がいいと嫌なことや不愉快なことがあまり気にならない。

その瞬間はもちろんムッとするし、イラッともする。腹も立つ。

でも引きずらないのだ。

いつまでも黒い感情をグチグチ溜め込まなくなった。

黒い感情はすぐに捨てて、楽しいことに思考がシフトするようになった。

 

初めて読んだ作家の本が面白かった、また図書館で借りよう。

ニトリのスープジャーのおかげで温かいランチが食べられる。

Belle & SebastianのNew Albumが最高にいい!

2年も無職だった50過ぎのおばさんなのに条件のいい職場に入れた。

糸リフトやってよかった、顔のたるみがなくなった~♪

 

                

 

こんな機嫌の良い自分に我ながらちょっと驚いている。

今まで私はずっと不機嫌な人間だった。

兎にも角にも自分自身に対して不機嫌だった。

容姿も気質も環境も何もかもが不満。

人生がうまくいかない。

他の人は要領よく生きているように見える。

どんなに必死に頑張っても皆がフツーにできることができない。

何一つ欲しい物が手に入らない。

すべてを手に入れたいわけじゃない、一つでいいのに。

たった一つも手に入らない。

なのに友人は私の欲しい物すべてをいとも簡単に手に入れた。

 

何をやってもうまくいかない私は存在する価値がない。

生まれてきたのが間違いだった。

そんな淀んだ感情がベースだから

ちょっと嫌なことがあるだけでどうせ私なんてとふてくされて超不機嫌。

それがデフォルト、いつもの私だった。

そりゃ、鬱にもなるわ。               

                   

 

不機嫌でいても機嫌よくいても人生はそこにある。

死ぬまで生きるしかない。

不機嫌を撒き散らして生きるより、

機嫌よく生きる方がラクだと50年以上かかってやっと気付いた。

 

欲しい物が手に入ったわけではないし、

相変わらず鏡を見る時には気合がいる。

ただ、私はこういう人間なのだと悟ったというか諦めて、

自分以外はどーでもいいと思うようになったらなんだか毎日機嫌が良い。

これが機嫌よく生きる一番のコツかもしれない。

自己中的と言えばそうだがそれで機嫌よく生きられるならそれでいいではないか。

細心の注意を払うべき人間は己だけだ。

 

しかし、、、不機嫌は「負け」だろうか。

何事も勝ち負けを決めるから良くないのではなかろうか。

勝ち=正解

負け=間違い・・・みたいな。

 

                 

 

長い1週間が始まる

憂鬱な月曜日、長い1週間の始まり。

先週は月曜日から金曜日までとんでもなく長かった。

理由はわかっている。

仕事が暇だからだ。

 

約2年ぶりに復職してそろそろ3ヶ月が過ぎようとしている。

さすがに脳みそも労働用に切り替わって

前職を休職する前と同じくらいのスピードで作業ができるようになった。

作業スピードが上がったことと

今たまたま作業量が少ないことが毎日暇な理由だ。

 

日によってはお昼前11時頃にルーティンが終わる。

そんなに早く終わってしまって「あらら~~午後からどーすべ?」ってなる。

上司がいる日は、なんだかんだ頼まれるからいいのだが

上司が休みの日は、もうほんとに暇で暇で暇で・・・

直接私に何かを頼んでくる人なんていないし、

何しろ未だに私の存在を知らない人がほとんどだ。

集計してるのは私だけど配信は上司がしてるからね。

 

じっと座ってるとますます尻が痛くなるし、睡魔との戦いも辛い。

ひたすら耐えて耐えて耐えて・・・

 

          



暇だからルーティン作業のマニュアルを作り出したものの

煩雑な作業を可視化させるのが超絶面倒でやる気を失い、

でも何かしてないと間が持たないから

とうとうマクロ、VBAに手を出してしまった。

 

私は関数は得意だがマクロは苦手だ。

一応、VBAの資格は持っているがまさに“名ばかり”の資格で

どれだけやっても理解できないので前職を辞める時、

もう二度とマクロはやらないと決めて持っていた参考書全部捨てた。

なのにすることなさすぎてVBAファイルを見る毎日。

まあ本気でやってるわけではなく、

仕事をしているふり、体裁を取り繕うためにVBAの画面を眺めている。

しかし眺めてるだけではうっかり寝てしまうので

たまに簡単なのを作って動作確認をして自己満足の後、

削除するという無駄なこともしている。

 

そんなだから1日がとおーーーーっても長い。

3月から1時間勤務時間が減るけどそれでも暇な予感がする。

座ってるだけでお金になるんだからと

ポジティブにとらえてやり過ごしているけど

ただ座ってるだけってのも相当辛い、尻も痛いし。

あ~今週も1週間が始まったばっかり。

5日勤務ってやっぱり長すぎる。

有給まだないけど、1日休もうかな~~

 

                  

青いチョコレート

もうすぐ2月。

どこの店も節分を通り越してバレンタインデー推しだ。

節分より華やかだし売上も多く見込めるからね。

そんな華やかな装飾を見ると毎年思い出すことがある。

といっても「私」なので

甘く切ないバレンタインデーの思い出などではない。

私が毎年この時期に思いを巡らすのは青いチョコレートのこと。

 

数年前、まだメンタル病んでいない会社員だった頃、

リピート買いしていたチョコがある。

幸せを呼ぶ青いチョコレートというキャッチコピーのついた

ケルノン ダルドワーズの青いチョコレートだ。

フェリシモのカタログでそのチョコを初めて見た時、

きれいで好みの青色に目が釘付けになった。

 

             

 

説明にはキャラメルヌガーをチョココーティングしたお菓子と書いてあり、

キャラメルヌガーが大好きな私はすぐに食べたいと思ったが

高くておいそれとは買えず、1ヶ月くらいもんもんと悩み抜いた挙げ句、

たまには贅沢してもいいよねと言い聞かせながらもしかし、

基本的にケチなので一番小さい(安い)箱をクリックした。

 

届いたのは思ってたよりもずっと小さな箱。

その箱の中に約3センチ四方の正方形のチョコが6枚。

値段ははっきり覚えてないが¥1200以上か、もっと高かったかも。

とにかく高くてパクパク食べる気にならず、そぉ~とかじった。

そぉ~と食べたからって減らないわけじゃないんだがなんとなく。

 

チョコよりキャラメルヌガーがメインなので

チョコを想像して食べるとあれ?ってなるだろうけど

キャラメルヌガーが好きな私には大ヒット!

味も色も好み、見た目も好みで即リピ決定した。

 

リピ決定と言っても高すぎるので

もっと安く買えるはずと散々ネット検索したが

当時扱ってるのはフェリシモだけだった。

 

翌年、思い切って大きな缶をフェリシモで買った。

大きいといっても直径11センチほどで24,5枚しか入ってない。

それで¥5000くらい。

1日1枚、疲れた時や頑張った時は2枚とちびちび食べた。

缶を開ける時はいつも小さなしあわせを感じた。

きれ~、おいしい~・・

ぼっちのささやかな贅沢、美味しいチョコを独り占め。

そして翌年も同じ缶を買った。

 

                

 

メンタル病んだりしていつの間にか買わなくなったチョコ。

気にはなっていたがフェリシモでしか買えないし・・・

と思っていたら先日DEAN & DELUCAで見つけた。

びっくりして二度見三度見した。

大人気だからいずれどこかの商社なりが輸入するだろうとは思っていたが

それにしても時間かかったな~。

?!値段が上がってる! ¥6000超えてる。

 

実店舗で販売してるならAmazonにもあるだろうと検索したらあった。

ケルノン ダルドワーズはもちろん、他のメーカーの青いチョコも売っている。

あ~おいしそう・・・

メンタルも回復したし、社会復帰して収入もあるし

今年は青いチョコ買ってもいいかな~

でもな・・物価高のせいで値段がな・・・

 

 

www.felissimo.co.jp