更年期障害の症状の改善にプラセンタが良いというのは知っていたし、
私はプラセンタをわりと信頼している。
というよりプラセンタ信者に近い。
まだ30代の頃、プラセンタの認知が今よりもっと低かった頃、
アトピーの治療の一環としてプラセンタ注射を週1で打っていた。
当時はしょっちゅう顔が真っ赤になって腫れて痒くなっていたので
保険が効かなくて高いけど、
皮膚科で勧められるまま藁にもすがる思いで注射を打った。
効いてるかどうかわからないけど、1年間続けた。
ある時、上司に「最近、顔真っ赤にならないね。」と言われた。
はっ!
上司に言われて気づいた、確かに最近顔が腫れてない。
顔の腫れが酷い時は早退することもあったがしばらくそんなこともしてない。
なんでだ?
と、考えてプラセンタ注射に行き着いた。
他に何か変えたわけではないので1年間打ち続けた注射が
じんわりと効いてたのだと思った。
どういうわけか顔にだけ劇的に効果があったようで以来、
顔のアトピーはほぼ治まった。
たま~~に痒くなったり赤くなったりするけど、
人にジロジロ見られるほど腫れたりしないし、すぐに治る。
そんなことがあったので私のプラセンタに対する信頼は厚い。
定期的には注射をしなくなったが時々注射や点滴を打っていた。
そして数年後、たまたま入社した会社がプラセンタサプリを扱っていたので
何かともらうことも多く、日常的にプラセンタサプリを飲んでいた。
そのプラセンタは社内・外で評判がよかった。
超ハードワークの男性上司が、
病気にもならず心身ともにいつも安定しているのが不思議で
「そんなに働いてて、なんで疲れないんですか?」と聞いたところ
「プラセンタ飲んでるからですよ。」と
一番高額のプラセンタサプリを机の引き出しから出して、私に分けてくれた。
「これは効きますよ。」とサプリなんか興味のない上司が太鼓判を押した。
ほぼ年中無休で働いている上司のその言葉には重みがあった。
それでますますプラセンタ信者になった。
そんな私なので更年期が原因と思われる体のだるさと不眠症の治療に
婦人科を受診するよりプラセンタ注射と思い至ったのは当然だと思う。
なるべく安価で注射できる病院を探してると
なんとなんと!保険適用になるプラセンタがあるではないか。
それは今まで打ってきたラエンネックではなくてメルスモンという名前らしい。
私は商品の違いなどどうでもよくて
保険適用で安くプラセンタ注射が打てることに興奮し、
どんな時よりも集中して近所でメルスモンを扱っている病院を探した。
取り扱い病院はあちこちにあったが、
タイミング悪くメルスモンは出荷停止中でどの病院でもしばらく新患受付してない。
いつものごとくタイミングの悪い自分と注射できないことでかなり落ち込んで
しばらくプラセンタ注射のことは忘れることにした。