節約が強迫観念になっている。
老後のため、なんかあったときのため。
なんかってなんだろう。
病気とか事故にあったりすることか。
予期せぬ事態に備えて節約してお金を貯める。
頼れる人のいないぼっちの身、金だけが頼りだ。
大好きなパンもパン屋で買わないでスーパーの袋詰のパンで我慢する。
お菓子は味より値段重視のスーパーのPBで我慢。
いや、そもそもパンとお菓子を我慢すべきか。
好みのコーヒーより、そこそこ飲めるコーヒーで我慢。
その日食べたい物より安くなってる物を食べる。
カバンや靴は今のが使える限り新しいのは買わない。
多少ボロくなってもどうせ他人は見てない。
ネット配信サービスのサブスクも解約した。
海外ドラマの新シリーズが気になるけど見なくても生きてける。
娯楽は図書館で借りる本とたまに観に行く映画。
障がい者手帳を持ってるからいつでも¥1000で観れるけど
すっごい贅沢な気がして観に行くまでにさんざん悩む。
悩んでるうちに上映終了になった映画もある。
不測の事態と未来のための節約我慢だけど
今日、事故に合って死ぬかもしれないんだよな。
こんなに我慢ばっかりして死んだら死んでも死にきれない。
今日死ぬってわかっていたら
お気に入りのパン屋のスコーンとクロワッサンとベーグルと
マックのアップルパイと
スタバのキャラメルマキアートをごくごく飲んだのに。
貯金するために全部我慢してたのになんだった?って
歯ぎしりしながら死にそうだ。
死んだ後も貯めたお金の行方が気になって成仏できないだろう。
いろんなことを我慢して貯めた金を国に取られたりしたら
誰彼かまわず取り憑いて苦しめてやる。
そんなことにならないように遺言書いとかなきゃ。
私の金はすべて犬猫の保護団体に寄付するようにって。
人間のためには1銭だって使わせん。
死ぬ日がわかればいいのに。
終わりがわからない人生。
いつまで続ければいいのか節約・我慢生活。
メンタルがもたないよ。