糸リフトとボトックス終了。
手術直後、鏡で見た顔が予想以上にリフトアップしていて大満足だ。
大金を使った罪悪感も顔を見た瞬間、吹き飛んだ。
当日は麻酔をするので手術6時間前から固形物を食べるのは禁止。
2時間前から飲食すべて禁止。
3食きっちり食べる人はつらいだろうが
私はいつも朝食を食べないので通常通り。
お酒は前日から禁止。
お酒をよく飲む人は麻酔に耐性があって効かなかったりするらしい。
私はお酒は好きだが全然飲まないのでこれも問題なし。
手術自体は30分程度だがその前がけっこう時間がかかった。
いつもは予約時間通りに呼ばれるのに今回は30分も待たされて
呼ばれて部屋を移動するもまたしばらく放置。
やっと手術室に移って、最終確認と問診。
術前の写真撮影をして上半身だけ着替えて手術台に横になるがそこからも長い。
顔と首、肩あたりまで消毒し、
血圧計やら麻酔の点滴針やら体中にとりつける。
糸リフトはこめかみあたりから入れるのでその周辺の髪の毛を結う。
それがけっこう時間がかかる。
準備が終わるまで1時間以上かかっている。
いよいよ医師が部屋に入ってきて「よろしくお願いします」と言ったかな・・・
ガチャガチャと器具があたる音が聞こえて
「チクっとしますよ~」と言う医師の声がした。
直後、口角あたりに痛みが走った。
「あ、ボトックス注射か~」とぼんやり思いながら
手術が終わったことに気づいた。
当たり前だが、麻酔をしてるから何も覚えてなくて
痛みもないから手術をした感じがしない。
「起きてくださ~い。」の声が遠くで聞こえるが
夢見心地で気持ちがいいのでそのまま眠っていたい。
「まだ眠いですね~。でも起きてくださ~い。」と優しく言われて
ますます眠りたくなるがそういうわけにもいかない。
着替えを済ませて医師を待っている間も
ふわふわしてすごく気分が良くて
片付けをしている看護師との雑談を楽しんだ。
人間嫌いの私にしては珍しい。
医師が戻ってきて鏡を渡され顔を見た瞬間、
意識がシャキーン!と覚醒した。
顔のたるみが消えている!
口角の下のシワもない!
クマ取りの手術の時もそうだったが、
クレジット決済した後、
高額なお金を自己満足のために使うことに罪悪感が湧き、
友人知人ゼロな私が頼れるのはお金だけなのだから
無駄遣いせず、老後に備えて貯金した方がいいのではないか?と
後悔の念に囚われて悶々としていたのだ。
しかし、終わってみれば
クマ取りも糸リフトも「やって良かった」の一言だ。
今後もぼっち人生を気分良く生きていくために私には必要なことで
同じ金額を旅行やアクセサリーに使うより価値がある。
まだ顔が腫れてるし、触ると痛いけど最高に気分がいい。