趣味一人暮らし、特技一人暮らし

一人暮らししかできない気がするHSPな人の日記

雪の華

寒くなると聴きたくなる歌がある。

雪の華」だ。

とくに中島美嘉のファンではないので

よく聞くのは他の人がカバーしている雪の華

人気の歌だからたくさんの人がカバーしているが

徳永英明が歌っているのを聞くことが多い。

彼のちょっとかすれた声が耳に心地いい。

 

Amazon Musicで検索してみたら

なんと演歌の大御所、五木ひろしまでカバーしていてびっくりした。

興味本位で聞いてみたけど・・・

うん! 私はちょっと無理。

 

 

で、雪の華を聴きながら涙するのが毎冬の恒例だ。

しかし、一体誰を思って私は涙しているのだろうと

涙を流す一方で不思議に思うのも恒例行事(?)。

 

私には愛しい人というのがいない。

過去にもいない。

もちろん好きな人はいたし、

いわゆる「彼氏」と言われる存在がいたこともあるが

心から愛おしいという愛情があったかと問い直すと大きな疑問符がつく。

 

そりゃ別れたらつらくて泣いたけど

雪の華の歌詞のような感情はなかったような。

好きは好きだがそこまでの情熱はなかったと思う。

 

 

私は基本的に人間が嫌いだ。

だからなかなか人間を好きになれない。

犬や猫ならどんな子でも

いとも簡単にころっとあっさり恋に落ちるのに。

どんな子にも一目惚れして(行き場のない)あふれる愛情を持て余す。

が、人間となると欠点ばかりに目がいくから

一目惚れなんて絶対と言っていいほどない。

犬猫ならその短所や欠点すら愛おしいというか

彼らに短所や欠点などないと思うのに。

                        

人間という生き物には、

下心や思惑というものがあって

自分のメリットのために善良な人間を装う人も多いから

そう簡単に信用できない。

一目では信用できない人間という生き物を

好きになるなんてものすごく難しいことだ。      

 

いちいちあれこれ頭で考えるまでもなく

好きになる、落ちてしまうのが恋なのだけど

私が落ちてしまう対象は犬猫で

人間に対してはどうしても頭でっかちになる。

 

じゃあそんな犬猫を思って

雪の華を聴いて泣いているのかと思うと笑えるが

歌詞は確かに私が犬猫に抱く感情を言い現している。

でも私は現在、犬猫を飼っているわけではないから

架空の犬猫を思って感情移入して泣いているってことになる・・・

・・・やっぱり笑えるな。