趣味一人暮らし、特技一人暮らし

一人暮らししかできない気がするHSPな人の日記

お弁当問題③

お弁当用におかずを作るのは面倒。

スープジャーを買って味噌汁を持っていったら、ぬるい。

もう嫌になっておにぎり一つとゆで卵をラップに包んで持っていった。

これでいいんじゃない?

荷物も少ないし、食べ終わればラップを捨てればいい。

お弁当箱を洗う手間もなくなる。

 

 

30代の頃は、休日にお弁当用のおかずを大量に作り置きしていた。

見映えも気にして色とりどりのおかずを3種類以上、

時にはもっと作っていたから

休み1日がまるっとそれで潰れた。

それでもおかず作りに必死だった。

 

なんでそんなに必死だったのかと考えると

一緒にランチをする同僚に見栄を張りたかったのだと思う。

みんな自分で作った弁当を持参していたので

その中で私の弁当が一番きれいで美味しそうだ!と思いたかった。

同僚が私のお弁当を見て何か言ったことは一度もないのに。

おかずは全部手作りにしなきゃいけないと思い込み

冷食や惣菜などは使わなかった。

ただの自己満足なのだが当時の私は真剣だった。

 

今ならインスタにUPして

いいね!をもらって承認欲求を満たすということもあるだろうが

当時はまだSNSも「映え」もなかった。

労力かけて作っても誰も褒めてくれないのに、

なんであんなに必死になっていたのか。

30代の私は、何につけても妙なこじらせ方をしていた。

カーリーヘアとか、ロリータファッションとか、

下駄履いて会社に行くとか・・・黒歴史。              

              

今もまあ、こじらせてるけど

見栄より映えよりラクが一番と思うようになった。

40代前半、短期で働いていた会社のランチには、

サンドイッチを持っていった。

Pascoのイングリッシュマフィンに

キャベツの千切りとハムを挟んだだけの

超絶簡単サンドイッチを2つ作ってラップに包んで持っていった。

 

当時は激狭キッチンアパートに住んでいたので

自炊を放棄して調理器具を持っていなかったから

作れるのはサンドイッチくらいしかなかったのだ。

その超絶簡単サンドイッチを毎日食べていた。

一緒にランチをする人もいたけど、

人の目より自分のラクが一番だからそれで満足していた。

 

 

そんなことを思い出し、

また超絶簡単サンドイッチを作ろうかなとも思ったけど

せっかくスープジャーを買ったのだから使いたい。

と色々考えて、

まずスープジャーにお湯を入れてジャー本体を温める。

家を出る直前に沸騰させたスープ(味噌汁)を入れる。

布巾で包み、セリアで買った保温バックに入れる。

すると熱々ではないけど温かいスープが食べられた。

やっぱり、あったかい食べ物はいい。

ホッとして気分が休まる。

これで私のランチも安泰(?)だ。