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一人暮らししかできない気がするHSPな人の日記

障がい者手帳は申請した方がいい

ハローワークを含め、役所全般と相性が悪い私だが

お国様に申請して良かったと思っているものがある。

障がい者手帳と自立支援医療だ。

去年、会社退職後に申請したが

もっと早く申請すればよかったと後悔がある。

 

初めてうつになったのは、30代の頃。

数人の友人が(当時は友人がいた!)

私の痩せっぷりやおかしな発言を心配して

心療内科に行ったほうがいいと何度も

勧めてくれたが行かなかった。

というか行けなかった。

 

その時は(も)無職でお金がなさすぎて

国保に加入しておらず、

病院に行けなかったのだが

当時は、精神疾患に対する世の中の偏見も強くて、

うつは特別な人がなる病気だから

自分とは無関係と思っていたし、

心療内科は今よりもっとハードルが高い場所だった。

当然、障がい者手帳の存在すら知らなかった。

 

体が硬直して(転換性障害?)動けなかったり

希死念慮に支配されたりとひどい状態だったので

今より手帳と自立支援が必要だったと思う。

             

自立支援は、医療機関での自己負担が

原則1割に軽減される。

少額なので面倒だから

申請しない人もいると窓口で聞いたが

診断書などはそれなりにお金がかかるので

申請した方がいいと思う。

 

障がい者手帳で受けられる支援は色々あるけど

私が利用するのは、映画館や美術館の割引くらい。

都営の交通機関は利用しないし、

税金の減額免除もあるが絶賛!無職中のため

そもそも税金を収めてない。

今調べて知ったが携帯料金も減額できるようだ。

すぐに手続きしに行かなくては(ネットではできない)。

                 

求職活動にもメリットがある。

失業保険の支給期間が長いのは嬉しい。

私の場合、普通の自己都合退職なら120日だけど

障がい者等の就職困難者なので360日になる。

これを知ってずいぶん気が楽になった。

 

障がい者のための求人もある。

それに応募するには、またまたまた

医師の診断書が必要になるが選択肢は広がる。

デメリットは、一般求人より給料が低めだし、

就労した場合、障がい者であることが

職場で周知されること。

がもちろん、障がい者登録だけして

情報をクローズし、一般求人に応募することもできる。

一般か障がい者かどちらにするか自分で決められる。

                 

障がい者手帳を持っているということは

社会生活上、何らかの困難を抱えているってことで

正直、この程度の支援で補填できるとは思えないけど

受けられる支援は最大限に利用した方がいい。

 

ただ、基本的に本人の申請ベースなのが問題だ。

申請がなければ知らんぷりされるので

私のように国保が減額できると知らなくて

知った時には遅いってこともある。

知ってたとしても

病状が重い人が役所に行って

申請できるわけないんだけど

そこは考慮しない主義のお国様。

つくづく・・・不親切。