向かいの工事は破壊と土壌撹拌が終わり、小休のよう。
大騒音祭りの前の静けさ。
作業者が時々来てなんかしてる。
カンカンと音がする度、カーテンの隙間から覗き見る。
現場をネットで囲んでいた。
飛散防止ネットというらしい。
青。黄色やオレンジじゃないだけましだが原色。
注意喚起の意味もあるだろうから目立つ色に理解はするが
HSPには原色のキツさが視覚的にストレスだ。
今日も少しの音と人の気配がする。
何か建ってる。
屋根だけのテント(タープテント?)とそれを取り囲む紅白の垂れ幕。
地鎮祭の準備だろうか。
土地の神を祝い、鎮め、土地を利用させてもらう許可を得る儀式。
工事が無事に終わるように安全祈願する儀式。
昔からの風習、信仰等多様な由来の地鎮祭。
八百万の神を祀る、自然への畏敬の念の現れなので廃れないで欲しい。
地鎮祭しないと呪われる、祟りが!って脅すのはダメだけど。
紅白って祝、めでたい、縁起が良いってこと。
神を祝うからめでたいのか。
工事の験担ぎか。
需要と供給のバランスを無視した住宅増加建設。
人間視点では建設だが、地球視点では破壊だろう。
誰にとってめでたい。
施主か?工事受注業者か?不動産屋か?
確かに拝金主義者にはおめでたい。
土がむき出しのになった地面を見てほっとする。
このままでいいのに。
固定資産税やらなんやらは、更地の方が高いという理解し難い法律。
建造物があれば税金が安くなり、利益も生まれる。
更地を放置すれば無断使用されたり、ごみを不法投棄されたりする。
地主にしてみれば建てない理由はない。
建設をディスってもそうやって建てられたマンションに住んでる私。
住宅施設がなければ生活できない。
建設は破壊だと言っても
現代人、野っぱらで眠り、火をおこし、狩りと農耕の生活はできない。
生活と思考は矛盾だらけだ。
便利で快適な住環境の恩恵を受けながら
紅白のめでたい垂れ幕は違うと思ってる。