失業認定日

外出しなきゃいけない日なのに

息苦しいくらいの湿気で嫌になる。

でも失業認定日、何が何でも

ハローワークに行かなきゃ失業保険がもらえない。

行く度に不愉快な思いをするから

ハローワークがトラウマのようになっていて

前日から気が重くてほとんど眠れなかった。　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　

もわっとする湿気の中、重だるい体を引きずって

最寄り駅から10分ほど歩いて

ハローワークに着き、窓口に書類を出した。

もちろん働いてないけど

とあるサイトのアンケートモニターをやったので

報酬が￥113ぽっちある。

申告の必要があるかどうか微妙なところだけど

申告せずにあとで実は、申告必要だったとなると

どえらいことになるので一応申告しておいた。

ちなみにどえらいこととは

故意、過失に関わらず申告漏れ等で

不正受給した場合、

全額返還どころか3倍の金額の返還、

その後一切失業保険が支給されなくなる等

取り返しのつかない事態のこと。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

たった￥113でも

給付金の減額対象になるかもと

心配だったけどそんなことはなくてほっとして

あっという間に認定手続きは終わり、

主治医に書いてもらった意見書を

提出しに障がい者窓口に行った。

意見書を出すかどうか迷っていたけど

障がい者枠で求職するかどうかは別にして

今日、窓口に行って良かった。

失業認定を受けるには、月2回以上

求職活動実績が必要なのだが

障がい者は、月1回以上でOKということと

意見書を出したのも求職活動となること。

だから私の場合、次の認定日まで求職活動しなくても

もう認定条件を満たしているということ。を

窓口の人が教えてくれた。

全然知らなかった。

しおりをよく読めば書いてあるが

まぁ読むわけないし、説明会の時は、

障がい者のことには触れていなかった。

障がい者手帳をとっておいてホントに良かった。　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

しかし。

約1年、給付期間があるとは言え

傷病手当金より手当日額が少ないので

節約しないと大赤字になる。

非課税世帯に5万円給付するとか

しないとか言ってるけど、

そりゃ5万円貰えれば助かるけど

一時金貰っても物価高には太刀打ちできない・・

って、帰りに帽子を衝動買いした私だ。

　　　　　　　　　　　　　　　

大丈夫か、ワタシ。

今日は月イチの心療内科への通院日。

元の勤め先の近くに行くのは嫌だけど

毎月のルーティンだから

難なくこなせるはずだったのに

もうダメダメダメだった。

原因はわかっている。

求職活動をするにあたって

障がい者求人でも探すなら

主治医の意見書（就労証明書）が必要なので

書いてもらおうと思っていたのだけど

現実的に考えて、

果たして障がい者求人に応募するだろうか。

応募しないかもしれないのにお金払って

意見書もらうのは、無駄じゃないだろうか。

と、グダグダ悩んだり。

（仕方なく）求人サイトを見て

応募してもいないのに

募集してる会社で働き、

上司や同僚に攻撃されている自分を想像して

無駄に落ち込んだり。

　　　　　　　　　　　　

そんな負の思考のせいか

朝から頭痛と目眩に見舞われて

病院をキャンセルしようかと思ったが

睡眠薬がないので行った。

で結局、意見書の費用は1000円くらいなので

書いてもらったのだけど

ハローワーク絡みの書類を見ただけで

どっと疲れた。

疲れたのですぐに帰宅したいのだけど

まだやることがあった。

精神障害者都営交通乗車証の申請に行くのだ。

都営の交通機関は、たまにしか利用しないけど

持ってた方がいいと思って。

しかしこれが面倒なことに発行窓口が少ない。

そのために出かけるのはしんどいから

通院の帰りがけに行こうと前々から決めていた。

でもほんと体がきつくて何度も直帰しようと思ったけど

窓口の近くにある高いけどおいしいパン屋で

頑張ったご褒美に大好きなクロワッサンを

買うぞと決めてなんとか踏ん張った。

疲労感でぼーっとしながらも

交通乗車証を発行してもらい、

クロワッサンを買い、

駅のホームに降りて電車に乗ろうとして

違和感・・・電車の走行向きが違う。

・・・なんで？

しばし考えて降りるホームを間違えたと気付き

引き返して正しいホームに降りた。

・・・・やっぱり電車が逆に走ってる。

なんで？

ホームが変更になったのか？

違う、私がまた間違えたのだ。

10年以上利用している駅のホームを間違えたのだ。

ひどいポンコツぶりに愕然とし、

そんな自分が嫌になって疲れが増した。　　　　　　　　　　　　　　

やっと帰宅した午後３時。

今日は、まだ何も食べていないし

暑かったから疲れ果てて

せっかく買ったクロワッサンも

バターが濃厚で重いから

食べる気がしなくて冷蔵庫にしまった。

大丈夫か、ワタシ。

大したことしてないのに

駅のホームがわからなくなるくらい

疲れるなんて。

こんな体力とメンタルで通勤＆労働が可能か？　　

　　　　　　　　　　　　　　　

歯の事情

2ヶ月おきくらいに

歯の定期検診に通っていたのだが

去年の11月に行った際、

本年度は、保険適用の検診はできないと言われたので

年度が変わったら予約案内のメール通知をお願いした。

ところが、年度が変わってもメールがこないし、

痛いところもないしと放置していたら

最近、右上の歯が痛みはないけど

変な感じがするようになったので

大事になる前にと久しぶりに検診に行くことにした。

　　　　　　　　　　　　　

すごく悪くなってたらどうしようと

ドキドキしたが治療が必要な箇所はなかった。

でも右上の歯が気になるので

詳しいレントゲンをお願いしたところ、

以前よりほんのちょっと膿が増えていた。

と言ってもすぐに治療というほどでもなく、

この程度で歯に違和感を感じる人は

あまりいないと言われた。

（さすがHSPなワタシ）

緊急性がないので様子見することにしたが

無職じゃなければすぐに治療するところだ。

　　　　　　　　　　　　　

私は、ほとんどの歯を治療している。

と言うと歯磨きをしない不潔な人間と

誤解されそうなのでそこはしっかり否定する。

当たり前だが歯磨きをしない日など1日もない。

タフトブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスも使って

毎日しっかり磨いている。

検診でもいつもきちんと磨けてますと言われる。

にもかかわらず、すぐ虫歯になる。

どうやら根本的に歯の質が弱いみたいなのだ。

加えて、永久歯が生えてこなかったり、

前歯を折ったりしたので、

差し歯、インプラント、ブリッジと

治療にめっちゃ金がかかっている。

違和感のある右上の歯も

過去に神経を抜いてセラミックを被せた

治療済みの歯だ。

老化により歯茎が痩せて

中の金属がちょっと見えるのが嫌で

前々から治したいと思っていたから

この機会に治療したい気持ちは山々だが

セラミックは自費診療だから高額になる。

保険内治療もできるけど銀歯になるから絶対、嫌。

たくさんあった銀歯はすべて

セラミックにかえたから

1本だけ銀歯なんて絶対、絶対、嫌だ。

職についたらすぐにでも治療してやるっ。

　　　　　　　　　　　

それにしても。

同じ親から生まれたのに妹はあまり虫歯にならない。

歯磨きだって30秒もしてないと思う。

カンケーないけど、

汚部屋在住、片付けられない女の妹が

虫歯にならなくて

潔癖気味、物を捨てたい病罹患中の私が

虫歯だらけなんて、

歯医者に行く度にこの世の不公平を噛み締めている。

----余談---

保険適用検診に上限があるのかと

調べたんだが全然情報がないんだが・・う～ん。

騙されそうになった

振り込め詐欺やネズミ講、霊感商法など

世の中には人を騙して

利益を得ようとする悪い人が沢山いる。

悪い人は、巧妙な手口で

騙そうとしてくるだろうから

もちろん、用心している。

しかし、思いもよらないところで危うく

引っかかりそうになった。

　　　　　　　　　　　　　　　　

求職活動の一環として、

クラウドソーシングサイトに登録し、

初心者歓迎のある案件に応募した。

数日後、クライアントからメッセージがきた。

採用にあたり簡単なアンケートに答えてほしいと

別サイトのURLが記載されていた。

クラウドソーシングが初めての私は

そういうものかと何も疑わず、

URLをクリックし個人情報を記入して送信した。

数日後、知らない人からチャットに連絡が入った。

クラウドソーシングの為に取得したアカウントなので

誰かから連絡が来るはずないのだが

その時は気づかず、承認してチャットを開くと

“ クラウドソーシングで募集した仕事は

他の人に決まったが別件の仕事を依頼したい、

クラウドソーシングの案件より高い報酬 “とのこと。

おおっやった～！と喜び

返信しようとしたが

その前に自分が応募した仕事を再確認しようと

クラウドソーシングサイトを開いて？？となった。

クライアントの情報がユーザー名しかない。

プロフィールが未記入で何も情報がない。

ここでやっと怪しいと思い始め、

クラウドソーシングのガイドラインを読んだ。

　　　　　　　　　　　　　　　

ガイドラインには

直接連絡や個人情報を提示させることは

違反だとはっきり書いてあった。

どうやら私は、まんまと騙されるところだった。

どんな怪しい仕事をやらせるつもりなのか、

ネズミ講勧誘か、宗教の勧誘か知らないが

実績の無い私に報酬10万円の依頼がくるわけないのだ。

何故、何も疑わず個人情報を渡してしまったのか。

今のところ実被害はないけど

あっさり詐欺にひっかかりそうな自分に

自己嫌悪ですっかり落ち込んだ。

落ち込んだが腹も立つのですぐ違反報告した。

チャットに返信してないにもかかわらず、

仕事を依頼しようとしてきた悪人を

ブロックしようとしたがブロック機能がないので

チャットアプリを解約した。必要ないし。

情報弱者ではないし、

猜疑心が強いつもりだったのに、

こんな簡単に騙されそうになるなんて

まだまだ甘い自分が本当に嫌になった。

　　　　　　　　　　　　　　

内見した

今住んでいるマンションは来月契約更新だ。

無職の身には高い家賃だし、

騒音問題もあるから引っ越したくて

頻繁に賃貸サイトを見ていたら

近所にいい物件を見つけて思わず、

内見の予約をしてしまった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　

今住んでる地域に思い入れはないが

無職の一人暮らしは、縛りがないから

どこに住んでもいい、となると

漠然としすぎていて探しにくい。

なのでとりあえず、

今住んでいる区内で探してみたのだ。

その物件は、今のマンションから

徒歩５分ほどの場所にある。

３階建て３階の角部屋ワンルーム。

19平米と狭く、

お風呂はなくシャワールームのみだが

住環境をサイズダウンしたい私には問題なし。

それにCATVがついていてネット料金込みで

今より家賃が１万円ほど下がる。

予約した日に内見可能だったので早速お願いした。

近所なので現地待ち合わせでも良かったのだが

用事があって不動産屋の近くに行っていたので

帰りに寄ることにした。

しかし、店に着く頃には

興味が薄れ、面倒くさくなって

ドタキャンしたい気持ちを

車で帰れる、電車賃節約になると

なんとか自分を納得させて店に入った。

ほぼ興味は失せていたが来たついでにと

見積もりを出してもらったら

その金額を見てさらにどうでもよくなった。

わかっていたけど更新よりお金がかかる。

現実的な数字を見て意欲がダダ下がる。

車に乗って道すがら確認すると

昨今は保証人をつけず、

保証会社をつけるのが通常で

審査も保証会社と大家がするので

無職だと難しいかも、と。

予約をした際に、転職活動中と伝えたのだが

無職とは思ってなかったお兄さんが

そこでやる気を失ったのが

HSPの私にはよくわかった。

でもそれ以上に私が意気消沈した。

だからと引き返すわけにもいかず、

物件に到着した。

　　　　　　　　　　　　　　　　　

今住んでいる所より

ちょっと奥に入っただけで静けさが違う。

救急車のサイレン音は聞こえるだろうが

道路から離れた分、音が小さくなるだろう。

隣が神社なのでそこに何かが建つ可能性は低いから

日当たりも見晴らしも変わることはないはず。

部屋もとてもきれいで

想像してたよりいい物件に

俄然ここに住みたくなって

興奮気味に色々質問する私に

お兄さんは丁寧に答えてくれたけど

相変わらずやる気はなさそうだった。

経験上、審査に通らないとわかるのだろう。

お兄さんの温度の低さと

初期費用が気になって保留にして帰宅した。

冷静になれば

家賃ダウンするとはいえ、

初期費用、引っ越し費用がキツイし、

審査に通るわけがないとわかる。

今まで無職で何度も引っ越ししたが

保証会社をつけたことはなく

稼ぎの良い保証人（父親）で審査に通ったのだ。

またしばらく日当たり無駄に超絶良好、

騒音過多の今のマンションで

暮らすしかないと諦めた。

しかし、私がどこかに定住する未来は

あるのだろうか。

あったとしてそれは、どこでいつからなのか。

そして働けなくなった時

家賃と生活費はどうやって捻出するのか。

内見したら人生の不安が増してしまった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　

障がい者手帳は申請した方がいい

ハローワークを含め、役所全般と相性が悪い私だが

お国様に申請して良かったと思っているものがある。

障がい者手帳と自立支援医療だ。

去年、会社退職後に申請したが

もっと早く申請すればよかったと後悔がある。

初めてうつになったのは、３０代の頃。

数人の友人が（当時は友人がいた！）

私の痩せっぷりやおかしな発言を心配して

心療内科に行ったほうがいいと何度も

勧めてくれたが行かなかった。

というか行けなかった。

その時は（も）無職でお金がなさすぎて

国保に加入しておらず、

病院に行けなかったのだが

当時は、精神疾患に対する世の中の偏見も強くて、

うつは特別な人がなる病気だから

自分とは無関係と思っていたし、

心療内科は今よりもっとハードルが高い場所だった。

当然、障がい者手帳の存在すら知らなかった。

体が硬直して（転換性障害？）動けなかったり

希死念慮に支配されたりとひどい状態だったので

今より手帳と自立支援が必要だったと思う。

　　　　　　　　　　　　　

自立支援は、医療機関での自己負担が

原則1割に軽減される。

少額なので面倒だから

申請しない人もいると窓口で聞いたが

診断書などはそれなりにお金がかかるので

申請した方がいいと思う。

障がい者手帳で受けられる支援は色々あるけど

私が利用するのは、映画館や美術館の割引くらい。

都営の交通機関は利用しないし、

税金の減額免除もあるが絶賛！無職中のため

そもそも税金を収めてない。

今調べて知ったが携帯料金も減額できるようだ。

すぐに手続きしに行かなくては（ネットではできない）。

　　　　　　　　　　　　　　　　　

求職活動にもメリットがある。

失業保険の支給期間が長いのは嬉しい。

私の場合、普通の自己都合退職なら１２０日だけど

障がい者等の就職困難者なので３６０日になる。

これを知ってずいぶん気が楽になった。

障がい者のための求人もある。

それに応募するには、またまたまた

医師の診断書が必要になるが選択肢は広がる。

デメリットは、一般求人より給料が低めだし、

就労した場合、障がい者であることが

職場で周知されること。

がもちろん、障がい者登録だけして

情報をクローズし、一般求人に応募することもできる。

一般か障がい者かどちらにするか自分で決められる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　

障がい者手帳を持っているということは

社会生活上、何らかの困難を抱えているってことで

正直、この程度の支援で補填できるとは思えないけど

受けられる支援は最大限に利用した方がいい。

ただ、基本的に本人の申請ベースなのが問題だ。

申請がなければ知らんぷりされるので

私のように国保が減額できると知らなくて

知った時には遅いってこともある。

知ってたとしても

病状が重い人が役所に行って

申請できるわけないんだけど

そこは考慮しない主義のお国様。

つくづく・・・不親切。

　　　　　　　　　　　　　　

だから嫌いなんだ

雇用保険説明会に行ってきた。

やはりというか、お約束というか

また怒ってしまった。

　注：キレてはいない💦

　　　　　　　　　　　　　　

説明会の受付でお姉さんに

「説明が終わったら窓口に行ってください。」と言われた。

いきなりなので

「なんで？」と思わず口からでた。

理由を知らないお姉さんは、

ちょっと怯えながら上司であろう人に

確認して戻ってきたが

「手帳が・・」

「手帳？」

「手帳を確認・・」

「？？」

何を言いたいのか、さっぱり要領を得ない。

アルバイトかもしれないお姉さんは、

オロオロしてはっきりしないので

この時点で若干イライラし始めた私。

「手帳って何？」

上司らしき人が来て言うには、

前回、登録した窓口が違ってたから

障がい者手帳を確認したいってことらしい。

と言われても。

前回、受付で案内された窓口に行ったら

ここじゃないと言われて再度、順番待ちして登録したのだ。

一体何を言ってるのか。

「なんで？💢」

「登録窓口が違ってたんです。」

「受付で言われた窓口に行ったんですけどっ💢💢」

イライラして震える声で

そんなこと聞いてないとか

間違いってどういうことかと

しつこくタラタラ言ってたら

やっと、前回の案内が間違いだと言った。

理由も言わずに、終わったら窓口に行けとは！

「前回の案内に間違いがありましたので

お手数ですが説明会の後に

障がい者窓口に行っていただけませんか。」

と、なぜ言えないのか💢

しかも手帳を持ってきて下さいと事前に連絡もない。

いつも携帯してるからいいけどさ。

今、思い返すと一言の謝罪もなかった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　

その後、長くて退屈な説明会が終わり

障がい者窓口では、丁寧な説明を受けて

気分よく帰宅したのだが・・

帰宅して書類を見ていて気づいてしまった。

離職理由コードが３３の人は

国民健康保険が減額できたらしい。

去年、区役所で

「国保の免除申請できますか？」と聞いたら

何も見ずに「できません。」と言われた。

再度聞いても、けんもほろろに「できません。」

取り付く島もない感じだったので諦めて

その頃は、鬱症状も重かったので

それきり調べなかったのだが。

免除はできないが減額できたのだ。

何故、教えてくれなかったのだろう。

不親切すぎて意地悪じゃないか。

年度が変わる前なら遡って申請出来たらしいが

今頃気づいても後の祭りである。

ザッツ・お役所仕事。

お役所と公務員、大っ嫌いだ。